「earth treeビレッジ」とは?
earth treeビレッジは、カンボジア初の学校、工房、レストラン、宿泊所、農業、遊び場が一体となった複合施設です。子どもたちは働く大人の姿を間近で見ることができ、未来の可能性を「知る」ことができます。
また、建設資材には、環境問題の解決策として世界から注目されつつある「竹」を中心に天然素材を使用しています。これにより、グローバルな発信力を高めていきます。
大人の近くで教育を受けることで、子どもたちは将来の夢や可能性を広げることができます。さらに、社会課題を学ぶことで、次世代のリーダーや人材として、これからの社会課題に向き合うための基礎を身につけることを目指しています。

子どもが学び、大人が働ける、全てが1つになった複合施設です
カンボジアが抱える課題
カンボジアは1970年代〜1990年まで続いた内戦の影響、特にポルポト時代(大虐殺時代)の影響により、多くの知識人を失ってしまった歴史があります。さらに内戦後も土地には地雷が残り、開拓が思うように出来ず、海外支援も困難な状況が続きました。
その後も多くの取り組みがなされましたが、子どもの人数に対して十分な学校がなく、教えられる人の数も極端に少ない、というのが現実です。
『教育を取り戻す』
カンボジアに課された大きな課題であると私たちは考えています。
7つの事業
カンボジアの課題を解決するための事業内容をご紹介します。

1. アースツリー教育プログラム
『教育は未来』
earth treeでは子どもと大人が同時に学べる独自プログラムを行なっています。外国語の授業も行っているので、ビレッジに訪れた際は先生となり教えてあげることも出来ます。

2. バンブーファクトリー&ラボ
竹建築スクール、竹バンク、竹で家具を作り販売を行なっています。

3. 地域開発・学校建設支援事業
2009年より始めた学校建設、その経験や人脈を活かし学校を建設したい!という個人、法人のサポート事業を行なっています。

4. ナチュラル雑貨ブランドLOYLOY
女性の雇用創出のため、トロペアントム村の女性が昔から作っている籐素材を使用し、カゴやアクセサリーを作り販売しています。

5. 飲食・観光事業
竹建築で創り出したearth treeビレッジ、カンボジアの村の生活、学校の様子などが見られる現地発着ツアーを開催。今後レストランも開始予定です。

6. 若者向けビジネスサポート
人が喜んでくれること、困りごとを解決することが出来ればなんでも仕事になる。ということを形にしていくために村の若者を中心に考えたビジネスをサポートしています。

7. 講演会・イベント
2009年より活動を始め、学べる環境、働ける環境、世界でもまだ少ない竹建築に取り組む代表が各種イベントなどで講演させていただきます。