earth tree schoolで大人向けクメール語クラスがはじまりました!
こんにちは!
NPO法人earth tree代表のかで(加藤 大地)です。
本日からカンボジア現地にて、earth tree school 1期生のクメール語クラスがスタートしました!
生徒平均年齢39.7歳 。学校に行くという夢を叶える場所
1970年代初頭から1990年代初頭まで続いた内戦。
その最中、
「知識を持っている人たちはこれからの時代に必要ない」
と極端な思想により、知識を持っている人たちは軒並み殺され、
勉強することは許されませんでした。
戦後、平和が戻っても教えられる人がほとんどいない。
学校という建物も農村部ではほとんどない。
というハード面、ソフト面ともに壊滅的な状況。
そこからの復興は15年村に関わらせてもらっている私でも、
容易に想像できるものではありません。
トロペアントム村に教育が取り戻せたのは、2010年のイキイキ小学校の開校になります。
約35年もの間、勉強することが叶いませんでした。
「勉強したかった。学校に行きたかった。」
それならやろう!
人生で一回ぐらい学校に行くという夢が叶う瞬間があってもいい。
平均年齢39.7歳、最年長は63歳、先生は20歳前後というあまりない形の学校かなと思ったりもしますが、earth treeとして今後の未来を考えた時に自国の字の読み書きができるようになるということは絶対に必要だと思い始めようと思ったクラス。
それが大人向けクメール語クラスです!
終始笑いの絶えない1回目の授業で、この光景、この空気に包まれなんだか胸が熱くなる自分がいて、
あー、なんかもういろんなものに感謝だな。
と目頭が熱くなっていました。
先生をすることでの「恩送り」
先生をしてくれている子たちに初めて会ったのは15年前。
当時は上半身の洋服を着ている子もかなり少なく、学校もなく、栄養失調気味の子たちもいました。
その環境の中で完成したイキイキスクールに通い、親の応援あって高校まで卒業して、
今度は支えてくれた親世代に自分たちが得てきた知識を伝える。
これぞ恩返しでもあり、恩送りでもあるなと体感!
学びたくても学ぶことが許されなかった子ども時代。
初めて学校という場所で嬉しそうに勉強する大人の姿はなんとも初々しく、キラキラしていて、
その姿を見ているだけで、
この活動を続けてきて良かった。
何歳からでも勉強するのに遅いなんてことはない。
と体感した時間でもありました。
でも、こうやって形にしてこれているのも応援してくれるみんながいたからだ。
と頭の中がありがたいな。という気持ちで溢れかえりました。
これは僕が作ったものでもあるかもしれないけど、みんなが作ったものでもあります。
ありがとうございます!!!
これからも良い未来を想像して、このクラファンへの挑戦でも共に走ってくれる人たちは絶対にたくさんいるはずだ!
と信じ最後まで思いっきり進みたいと思います。
earth tree
代表 加藤大地(かで)
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